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鬼は外 福は内

皆さん豆まいていますか?

こんにちは齋藤です。

 

今回も髪の毛のお話をしますね

 

最近ヘアカラーの明るさを暗めにするのが多くなりました

流行を発信している芸能人の方や

モデルさんの影響も有りますが

髪の色を暗くして一番の利点は

 

髪が傷んでなさそうに見えること

 

明るいヘアカラーだとどうしても

膨張して見えてしまい

バサバサした印象を受けてしまいます

 

昔の人はきれいな女性をほめるとき

「緑の黒髪」「烏の濡れ羽色」なんて表現していました

黒髪の光沢はみずみずしく艶やかだとか、

カラスの羽のように黒いという意味です

でも実際は大半の日本人の髪は

濃い赤褐色(赤みのあるブラウン)

地毛が3~5レベルが平均です

 

では髪の色はどうやって決まっているかというと

髪にはメラニンという色素があります

このメラニンは

黒髪に多い赤褐色のユウメラニンと

明るい髪に多いフェオメラニンの

2種類があるんです

日本人はユウメラニンの占めている割合が多く

欧米のブロンドヘアはフェオメラニンが多いです

 

メラニンの比率で髪の色が決まっているんです

 

ちなみに

明るくした時に赤っぽくなった経験ある方も多いでしょう

これは脱色段階で赤褐色⇒赤橙⇒橙⇒黄橙⇒黄

という順番で色が抜けていくため

ただ単に明るくすると赤っぽくなってしまうんです

美容室のヘアカラーはそれを防ぐのに

補色(反対色)を混ぜて塗布していきます

例えば赤を抑えるのには青緑てな具合です

 

いろんな色のヘアカラーがある時代なので

複雑になっています

専門知識・技術を持ったヘアカラーリストさんが

在籍してる美容室もありますよね

 

髪の毛って奥が深いんですよね