カットについて

カットとは私達美容師がヘアスタイルを造るうえで最も重きを置く工程。どんなにダメージレスにきれいなカラーリングや

パーマをかけたとしても、カットが求めるスタイルに適していないと、希望通りのヘアスタイルにはなりません。

 

ではカットの基本をいくつか紹介させていただきます。

 

ブラントカット=ヘアカットの基本中の基本で、パネルを真っ直ぐに切ることです。

長所は、求めるラインを正確に切ることや、カットの時間が速いなどです。

短所は、カットラインが重いことや、直線で切るため自然さが出ないことです。

 

チョップカット=毛束に対して垂直に近い斜めからハサミを入れてカットラインをギザギザに切ることです。

パッと見では突くように切っているように見えますが、ハサミを引くときに切っています。

長所は、カットラインがナチュラルになじみやすくなることです。

短所は、慣れないとガイドラインも切ってしまったり、自分の指を切ります。

私もたま~に指を切るときは大体チョップカットをしているときです。

 

セニングカット=セニングシザーでカットすることです。

長さの調節にはあまり使いませんが、髪の毛が多く重たくなっている部分などの毛量調節などに使います。

また、束感などの質感を演出する際にもセニングカットが使われます。

セニングシザーは刃がもともと間引いてあるので普通に髪の毛を切るだけで均一に髪を間引くことができます。

 

スライドカット=部分的に毛束を引き出して、ハサミを斜めに入れながらそぐように滑らせてカットする方法。

ハサミを開いたままスライドさせても切れますが、細かく開閉させた方が髪の表面に与えるダメージは少ないです。

長所は、髪を先細りにしたり、毛流を強調、毛束感を造ることができますし、見た目もかっこいいです。

短所は、切れ味の悪いハサミでスライドカットを行うと髪が傷みますし、お客様の髪の毛が引っ張られて痛いです。

 

ストロークカット=毛先から根元に向かってハサミを滑らせるようにカットする方法。

長所は、毛量を調節できるほか空気を含んだような軽い質感が作れる。

毛束感ができ、スタイルに表情を造ることができる。

 

グラデーションカット=髪の切り口が、上が長く下が短くなるような切り方を言います。

髪にあまり段差ができず、つながったような切り口になるのが特徴。

髪に厚みが出て、丸みのある重めの印象になります。

 

レイヤーカット=髪の切り口が、上が短かくしたが長くなるような切り方のこと。

髪に大きめの段が入るため、動きが出やすくなります。

髪の厚みが少なくなり、ボリュームが少なめな軽い印象になるのが特徴です。

段を大きめにつけるのがハイレイヤー、小さめにつけるのがローレイヤー。

髪の切り口が真っ直ぐになるように切ることをセイムレイヤーといいます。

 

ワンレングスカット=レイヤーカットやグラデーションカットと違い、段差のまったくつけない切り方のこと。

いわゆるパッツンです。

 

 

以上!カットの基本でした。